こんにちは。今日、上着を前と後ろ逆に着ていて、しばらくしてから気づいた津森です。
暑かった8月があっという間に過ぎ、最近は涼しさを感じるようになってきました。
これから秋本番ですね。
芸術の秋ということで、おすすめの映画を簡単に紹介してみたいと思います(他に書くことが特に無い)
おすすめ映画5選ですが、
・人におすすめできる内容(マニアックすぎない)
・「映画のタイトルは有名で知っているけど、実際は見たことがない」という人が多いと思われるもの
・1つのジャンルに偏りすぎない
以上3つの点を踏まえて選んだので、今回紹介する映画が私の中でベスト5というわけではありません。
1.STAND BY ME
1986年公開のアメリカ映画です。ベン・E・キングさんが歌う主題歌が有名なので、それだけ知っている人も多いと思います。
原作はスティーブン・キングさんの小説。ホラーではありません。12歳の少年4人が『あるもの』を探すため、森に冒険に行く話です。この主役の4人の少年はかなりマセていて、決してイノセントではないのですが、子供らしい純粋な心も持っていて、子供から大人になる途中の不安定な精神状態を役者が演じきっているところが素晴らしいと思いました。
2.風と共に去りぬ
1939年公開のアメリカ映画。原題は「Gone With the Wind」。南北戦争に翻弄される人々の人生を描いた長編大作です。日本でも舞台化されたりと、今でも人気の作品です。この映画は大作すぎて何を語って良いのかわからないのですが、233分という今では考えにくい長い上映時間に関わらず、途中で飽きることが全くありませんでした。
名作は時が経っても古くなることが無いですね。
人の人生の深みを感じられる映画だと思います。
3.GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊
1995年公開の日本アニメーション映画です。押井守監督作品。
日本のアニメ映画の中で、私が最も影響を受けた作品です。背景の書き込みがとにかく美しい。
キャラクターの動きが滑らかで自然なのと、壮大なSFの世界観が魅力です。
1999年公開の映画「マトリックス」にはこの作品のオマージュが多く見られ、かなり影響を受けて作られています。
最近、スカーレット・ヨハンソンさん主演で実写化もされてました。
海外でも評価の高い作品です。
4.インサイド・ヘッド
この映画を映画館で初めて見たとき、アニメーションなのに内容の深さにびっくりしたのを覚えています。子供向けのアニメーション映画ですが、制作側は子供と一緒に映画を見にきた親、あるいは「大人」に向けてメッセージを込めたのだろうと思います。人の「感情」は成長していく過程で複雑になっていく、その感情を擬人化して人の成長を描いた作品です。ピクサー恐るべし。
今まで見た映画の中で一番笑って一番泣きました。
5.七人の侍
1954年公開の日本映画。私が映画をよく見るようになり、映画鑑賞記録をつけるきっかけになった映画です。
黒澤明監督作品。
私が22歳くらいの時に見たのですが、初めて見た時に「今まで見てきた映画はなんだったんだろう」と思うほど、衝撃を受けました(この時まであまり実写映画を見ない人間でした)
映画って、こんなに面白いエンターテイメントなんだと気付かされました。
また、黒澤明監督の映画は「七人の侍」の他に数作品見ましたが、いずれもモノクロの映像構成が美しいです。
ストーリーだけではなく、絵画的な映像作品としても楽しめます。
上映時間207分の長編なので、時間がある時にじっくり鑑賞してください。
あと、できればDVDではなくBlu-rayバージョンで見るのをおすすめします。より映像が綺麗で見やすいと思います。
以上、おすすめ映画5選を駆け足で紹介しました。
おすすめ映画はまだまだありますが、数が多いのとブログを書くのに疲れてしまうのでこの辺で終わります。
9月、10月は三連休もありますし、ゆっくり映画鑑賞を楽しむにはうってつけの季節ですね。
それではみなさん、実りの秋を楽しんでください。
アシスタントグラフィックデザイナーの津森でした。