こんにちは。グラフィックデザイナーの津森です。
2021年が始まって、すでに1ヶ月半を過ぎようとしています。
2020年は怒涛の年でしたね。みなさまはどのような一年でしたか?
去年の殺伐とした世の中でも、私は日本のエンターテインメントに楽しませてもらい、救われました。
私はテレビドラマをほとんど見ない人間なのですが、半沢直樹シリーズにハマり、池井戸潤さんの原作小説も読破してしまいました。
役者さん達や撮影スタッフの皆さんはコロナ禍の中、感染対策やスケジュール調整など様々なことに気を配りながらドラマ制作をされたのだろうと想像します。
その中でもお茶の間を湧かせてくれる作品を無事に仕上られた事は素晴らしいな、と思いました。
ドラマ版半沢直樹は、何よりワンカットごとの画作りと光のコントラストが美しくて見入ってしまいますね。また、歌舞伎役者さんや、日頃演劇メインで活動されている実力派の役者さん達の演技が派手で、独特の世界観があるのも面白いところですね。
因みに私が一番お気に入りの登場人物は大和田さんです。東京中央銀行 審査部次長:曽根崎を演じた劇作家兼俳優の佃典彦さんの演技も光っていて注目しました。
もう1つは社会現象にもなった劇場版:鬼滅の刃〜無限列車編〜です。
私はアニメシリーズから入り、原作漫画は読んでいませんでした。アニメを全話みた時点では普通に面白いな、くらいに思っていました。
しかし、劇場で無限列車編を見てまず映画としての完成度の高さに度肝を抜かれました。
日本のアニメの総力を結集した作品で、近年人気のある海外アニメのクオリティを越さんとする制作側の意気込みを感じました。
アニメーターさん達は途方も無い作画量で今作を作ったのではないかと予想します。
これまで映画は名作古典からノンフィクション、アニメまでジャンルを問わず見てきたのですが、その中でもかなりの秀作なのではと感じました。
これから見る方もいらっしゃるかもしれないので内容についてはあまり触れませんが、本編が始まって最初の2分間くらいの映像で
「あっ、これは名作の予感…٩( ‘ω’ )و」
と直感し、それはハズレではなかったと映画鑑賞後に実感しました。作画・音楽・演出・構成全てが高水準で、全体のバランスがよかったです。また、プロの声優さん達の演技が最高でした。
映画を見た後、続きのストーリーが気になりすぎて原作漫画を最終巻まで読み、漫画ってこんなに面白かったんだと再認識させられました。
6,7年ぶりに漫画・アニメにハマりました。自分でも予想外です。
鬼滅好きが高じて、会社の誕生日で鬼滅の刃ケーキでお祝いしていただきました。本当にありがとうございました。
2021年はどんなエンタテインメント作品に出会えるのか、今から楽しみです。
グラフィックデザイナーの津森でした。