こんにちは。津森です。
今年の下関市の7・8月は雨の期間が長く、暑さを感じる期間がぎゅっと短縮されていて、夏が短く感じました。
あっという間に初秋を迎えております。
今年の8月は社員研修旅行で2泊3日、韓国・ソウルに行ってきました。
個人的に観光に行くのは5度目で、そのうち2回は釜山、今回含め3回はソウルです。
ソウルは韓国一の都会なので、相変わらず人の多さに圧倒されます。
何より、暑い。昼間の最高気温が37℃で、身体中の水分が蒸発するような感覚に襲われました。
ソウル・明洞という場所は東京の渋谷と下北沢を混ぜたような場所で、ファストフードやお土産を販売する出店もたくさん出店していて賑わっています。ここでしか売ってない変わった形の食べ物なども多いので、観察するのが楽しいです。
韓国といえばコスメですね。今回もファンデーションやリップなどいくつか購入し、どれも当たりで大満足です。
もう少し、美容液系の肌のケア用品も買い足しておけばよかったかな…と帰国して後悔しました(笑)
三清洞で韓国の昔ながらの建物が並ぶ街並みを探索したり、仁寺洞で伝統的な料理を食べたりと、充実した3日間を過ごせました。
韓国の建造物って、装飾などが中国っぽいなぁと現地で見るたびに思います。日本も昔、中国からの技術を用いて寺を建造しましたが、韓国は大陸で中国と繋がっている分、その影響が日本よりも強い印象を受けます。
ところで、これも韓国に渡航する度に毎回思うのですが,
下関とこれだけ距離が近いのに、なぜ交わされる言語が違うのだろうかと不思議に感じます。
私は東京に友人がいるのでちょくちょく足を運ぶのですが、距離的に韓国に行く方が断然近いですし、交通費もリーズナブルです。
言語だけでなく文化や風習も異なり、国境で隔てられているだけでこんなにも違うのかと、当たり前ですが驚きます。
それを目の当たりにした時に、
旧約聖書・創世記の1節に、かつて人々は皆同じ言語でコミニュケーションを取っていたため、技術の進歩が顕著になり、やがて天の高さに届きかねない「バベルの塔」を建造しようとした。しかし、その業を見た神が「違う言語で話させよう」として人々の交わす言葉を乱し混乱させ、バベルの塔を崩壊させた。
っていう話を思い出します。
違う言語で話すからこそ独自の文化が発達したという反面、コミニュケーションの取りづらさに不便に思う事もあったり…人類の大きな謎の一つですね。
でも、韓国の観光地で働く人々は言語の習得に熱心で、母国語に加えて英語、日本語、中国語が堪能な人が本当にたくさんいらっしゃいます。どこに行っても大体日本語や簡単な英語が通じるので気軽にショッピングや観光を楽しめます。
商売に対して情熱的なところが韓国の人々の好きなところです。
情報社会の現代ですが、誰かが編集した情報と、実際に足を運んで感じる事、どちらも大切なのだと思います。
情報の取捨選択は人それぞれで、だからこそ個人の『判断能力』が試されている時代なのかな、と今回の研修旅行で改めて考えました。
韓国に行かせてくださった弊社に感謝しています。
それではまた。グラフィックデザイナーの津森でした。