こんにちは。最近、髪色を明るくしたら近しい人から
「元々年齢不詳なのに、国籍もよく分かんなくなったね(^ ^)」と言われました。
グローバルに生きていきたいと思います。グラフィックデザイナーの津森です。
さて、先日アメリカで開催された第62回グラミー賞、今回主要な最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞、最優秀新人賞を全て独占したのは18歳のシンガーソングライター、
ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)
です。昨年の末あたりから日本でも徐々に知名度を上げてきており、日本ドラマの主題歌に採用されていたりしたので、名前をチラッと聞いたことがある人もいるかもしれません。
私は去年の春あたりから彼女の存在を知ったのですが、その時には既に欧米の特にティーンの間ではスター的存在でした。
たまたまyoutubeでミュージックビデオを見たのがきっかけです。
それがこちら↓
この「Bad guy」のMVを見たとき、衝撃が走りました。
とんでもない天才が現れた…!!!この人はポップミュージックの音楽史に名前を残す人だ…!!!
と直感的に思いました。この歌を作ったのが17歳というから驚きです。どんな感受性を持っているのか…奥深い人です。
メロディや歌詞もさることながら、彼女はMVにも力を入れており、視覚で如何に人にメッセージを伝えるかということを毎回かなり試行錯誤しています。
「when the party over」は、シンプルな構成ながら一度見たら忘れられない、彼女の芸術性が詰まった映像作品になっています。一見、彼女の映像作品は怖いのですが、作品の内容をよく見ると、奇抜でありながら彼女は人の痛みに寄り添える優しい人だと分かります。それが現代の人々に受け入れられる一因ではないかと考察します。
また、改めて心からすごい…!!と思ったのは「all the good girls go to hell」。
※ホラー的なおどろおどろしい要素があるので苦手な方は閲覧注意です
この題名は直訳すると「イイコはみんな地獄へ落ちるの」なので、なんや…友達となんかあったんか…と凡人の私は思う訳ですが、歌詞の内容をよく聞くと、なんとこの歌、宗教や地球の環境問題提議の歌なんですね。
彼女の思想の深さに感嘆しました。作品に彼女のブレない生き方も表現されていて、本当に素晴らしです。
最後に、彼女の音楽活動の傍にいつもいる男性“フィアネス・オコネル”、彼はビリーの実兄です。
実は彼が妹であるビリーに楽曲提供をしたり、プロデュースをしたりしています。
かなりの敏腕プロデューサーですね!!
そして何より兄妹愛が美しい。
この二人だから出来た歌、MV、パフォーマンス、そして今回のグラミー賞の結果だと思います。
まだまだ二人とも若く、これからどんな作品を世に出していくのか世界の片隅にいるいちファンとして応援していきたいです。今年は日本にもツアーで来日するようなので、ワクワクですね!ビリーは日本の文化が大好きなので、楽しい思い出を沢山作ってくれたら幸いです。
それでは、グラフィックデザイナー津森でした。