こんにちは、村川です。
みなさま、ゴールデンウィークはいかがお過ごしだったでしょうか?今年もコロナ禍で、なかなか旅行というわけにもいかず、なかなか天候にも恵まれず…、やや不完全燃焼気味の方も多いかも知れません。
さあ、仕事モードに頭を切り替えて!といきたいところですが、なかなかすんなりとはいかないものです。
そんな時に頼りになるのが音楽です。音楽は心の栄養だと僕は思っていますが、イギリスのある研究では、「音楽が心の健康を20%以上高める」という実験結果を出しました。さらに、定期的にコンサートへ通っている人たちは、自尊心が25%高まり、他人との親近感が25%増し、気持ちの高まりが75%向上したという、ご機嫌な報告をしています。音楽は人の心を豊かにし、幸せを生むのです。
そこで、いきなりですが、僕が今の気分で厳選した「元気になるクラシック曲」ベスト3をご紹介したいと思います。なぜクラシックなのか?実は僕は中高大学と吹奏楽部に所属し、下関に帰ってきてからは十数年、市内の吹奏楽団に属しており、どっぷりとクラシック音楽に浸かった人生を送ってきたのです。
さっそく第3位
ピョートル・チャイコフスキーの交響曲第5番 4楽章の最後
チャイコフスキーは「白鳥の湖」で有名なロシアの作曲家。親しみやすいキャッチーなメロディーを作り出す名人で、バレエ音楽が人気ですが、ここは硬派に?交響曲をセレクト。親しみやすくも重厚感のあるクライマックス43分あたりからお聴きください。
続いて、第2位
オットリーノ・レスピーギのバレエ組曲シバの女王ベルキス
レスピーギはイタリア近代の作曲家。そのおっとりとした性格(想像です)とは裏腹に、力強くゴージャスな曲を多く生み出しています。21分あたりから迫力の重低音に多彩な打楽器、ゴージャスなブラスサウンドをお楽しみください。
そして、第1位は
グスタフ・マーラーの交響曲第2番 5楽章の最後
マーラーはオーストリアの作曲家。であり指揮者。というか本業は指揮者で、夏休みに集中して凄い曲を作り出すという天才です。
この交響曲第2番はオーケストラと合唱と、舞台から離れた場所にラッパ隊、舞台裏にもラッパ、最後はパイプオルガンまで登場。と、豪華絢爛な大曲です。何度か生で聴いたことがありますが、その場で「あなたは神を信じますか?」と聞かれたならば、思わず「アーメン」と答えてしまうような…、つまり、神様を感じる曲です。1時間20分あたりからお楽しみください。
いかがだったでしょうか?かなりマニアックな話でついて来られなかった方もいらっしゃるかも知れません。しかし、音楽は心に何かを残してくれます。
それでは、音楽の力を借りて、また仕事がんばりましょう!