村川です。

オリンピックも終わり、お盆休み。さあ、お墓参りに行って、親戚が集まって…、関西や関東在住の友だちやら、先輩やらが下関に帰ってきての久々の飲み会。花火大会もあるし。

と、いきたいところですが、なんと今年もコロナがおさまるどころか、デルタが盛り上がってしまって、まさかの2年連続帰省の規制…、親戚の集まりも自粛です。

ならば近場の海にでも、と思えば、豪雨です。

 

家の中で、何しよう?

そんな時に頼りになるのは音楽です。

そこで今回は、僕が今の気分で厳選した「美しいクラシック曲」敢えて順位は付けずに、思いつくままにまいりましょう。

 

一曲目は、エドワード・エルガー作曲のエニグマ変奏曲の第9変奏「二ムロッド」

「愛の挨拶」や、行進曲「威風堂々」で有名なイギリスの作曲家の管弦楽曲で、

主題から14変奏まで約30分の曲ですが、第9変奏は単独で演奏されることも多く、その旋律の美しさからか、合唱など様々に編曲されています。ここでは人気のこちらのアレンジでお聴きください。

つづいてはフランスの作曲家、ガブリエル・フォーレ作曲の「ラシーヌ讃歌」です。

こちらはオルガン、またはハーモニウムと混声4部合唱の為の合唱曲で、フォーレ20歳の時の作品ですが、「ラシーヌ」とは言え20歳らしからぬ、敬虔な美しい曲です。

次は、みなさまご存知の作曲家、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルのオペラ「リナルド」よりアリア「私を泣かせてください」バロックの巨匠が織りなす美しい旋律には、泣かされます。

テンポかなり遅めですが、丁寧な、とてもいい演奏なのですが、歌手の左後の男性が気になって気が散る!という方は、日本でも人気のこちらの歌手でお楽しみください。

まだ、参ります。マーラー好きの僕としては外せない、グスタフ・マーラー作曲、交響曲第5番4楽章アダージェット。

アダージェットとは、非常に遅くという音楽用語で、そのまま、非常に遅く演奏されます。

全体的に金管楽器バリバリの派手な交響曲の中で、この楽章は弦楽器のみで演奏され、まるでオアシスのような、癒しの時間となり、それがまた絶妙な心地よさ、なのです。

ゲルギエフの濃い演奏でお楽しみください。

最後に、アントニオ・ヴィヴァルディのモテット「まことの安らぎはこの世にはなく」

この曲は、映画「シャイン」で有名になりました。

一介の社員として、おススメの一曲です。ただ「まことの安らぎはこの世にはなく」という点には異論ありで、子供と遊んでる時なんかは、まことの安らぎ以外の何物でも無い気がします。

そして、これらの音楽を聴いてる時も「まことの安らぎ」だと、思っています。

最後までお付き合いありがとうございました。

音楽で、「まことの安らぎ」を少しでも感じていただけたら幸いです。